2018年1~6月のいわき環境研究室の活動紹介 

2018年1月~3月のいわき環境研究室の活動リスト
 いわき自然エネルギー研究会関係 
2018年1月10日 水環境学習支援事業報告書をいわき市に提出   8A1
2018年3月 H29年度福島県「再エネ先駆けの地」理解促進事業完了届が受理されました   8A2
NPO法人いわき環境研究室関係 
2018年2月8日  平成29年度・第3回理事会開催   8B1
2018年3月  あいおいニッセイ同和損害保険(株)様から多大な御寄付をいただきました 8B2
 2018年3月31日 福島環境カウンセラー協会研修会に参加 8B3
2018年4月~6月のいわき環境研究室の活動リスト
 いわき自然エネルギー研究会関係 
2018年6月吉日  諏訪神社の水車水源の沢水導水設備を更新 8A3
 
NPO法人いわき環境研究室関係 
 2018年4月26日   平成30年度・第1回理事会開催 8B4
2018年5月15日    平成30年度通常総会総会開催、いわき市への助成金申請が承認 8B5
2018年5月23日    福島県「再エネ先駆けの地」助成金申請が承認  8B6
5月29日~6月7日   三和小学校川の学習支援実施  8B7
2018年6月21日   夏井小学校・水環境学習活動の支援(1回目)  8B8
2018年6月22日   好間第4小学校・水環境学習活動の支援(1回目)   8B9
2018年6月27日  好間第4小学校・水環境学習活動の支援(2回目)  8B10

水環境学習支援事業報告書をいわき市に提出 (8A1)

いわき市の「H29年度まちづくり担い手育成支援事業」の助成を受けて実施していた「いわき市内の小中高校での水環境学習支援事業報告書」を提出しました。
本研究室のメンバーが中心となり、他の環境ボランティア団体の協力を得て、4校に対し、計10回の支援を実施しました。実施状況尾及びアンケート結果を取り纏めたもので、A4版70ページの報告書です。報告書にはそれらの資料及び講義に使用した資料や参考とした資料なども含めたDVDを添付しました。
今後、本報告書+DVDを関係する小中高に配布し、参考にしてもらう予定です。
報告書の表紙~3ページの内容は下記の通りです。




各学校で生徒への説明に使用したスライドの主な内容は下記の通りです。

[トップへ戻る]

平成29年度第3回理事会開催  (8B1)

今年度3回目となる理事会を2月8日(木)、福島高専にて開催し、平成29年度総会での議決事項の実施状況を報告、議論しました。
A)地域環境の調査研究及び政策提言関係
1)自然エネの利活用に関する事業
◇諏訪神社境関係  ・設備管理組織「平窪自然塾」が発足しました。
 ・実施事業として、①平窪老人会対象講座 ②福島高専4年生対象の自然エネ講座 ③平窪公民会主催の「平窪自遊学校」支援講座 ④平4小の自然エネ講座支援
◇湯の岳山荘関係  ・風力、太陽光発電設備を大型水車近くに移設、水車を動力とする粉ひき設備を設置した。
◇田人関係  ・設備管理体制の設置を推進中
2)小学校環境教育教材としてのいわき市内流域ごとの水環境マップの作成関係  ◇この3年間で、主要3河川(夏井川、鮫川、藤原川)の調査実施、報告書を作成しました。
 ・今年度は、いわき海星高校の環境教育支援として、神白川流域を調査した。
3)研修会・見学会の開催、他団体研修会への参加関係
 ・福島市の自然エネルギー施設(R福島駅、産業交流プラザ、四季の里、土湯バイナリー発電設備)を見学した。
B)地域環境についての教育事業関係(主なもの)
1)いわき市内の小中学校、高校での水環境学習支援事業の推進(いわき市助成)
・市内4校(好間4小、夏井小、泉小、いわき海星高校)での支援講座を実施し、アンケートを含む実施内容を報告書にした。  
・平4小6年生対象に、3回の自然エネルギー講座を実施した。
2)夏休み自由研究支援講座 ・「空気の力は面白い!」をテーマに実施した。
3)いわき海星高校での環境教育支援講座(3回実施)
・下神白海岸での鳴き砂及び空間線量の調査を実施した。
・鳴き砂についての化学分析を実施した。(砂の汚れ程度の分析測定など)
・自然エネ学習支援として、「水の力」をテーマに、浮沈子の原理、石の比重測定などを実施した。
C)地域環境を改善するための諸活動事業関係
1)農村水環境学習支援  
・小川町関場地区支援講座として、農業用水路などの水生生物調査、水質調査実施した。  
・赤沼地区支援講座として、赤沼構造改善センター及び近傍農水路で、水生生物調査、 水質調査実施した。
2)三春町での環境創造支援センターでの福島県環境教育フェスティバルに参加し、自然 エネに係る遊具(風に向かって走る風車、浮沈子など)の実演、製作を行った。
3)パルシステム福島主催の展示会に参加し、自然エネルギー教室を開催した。
4)第5回こども♡あいネットフェアへ参加し、浮沈子の製作、風に向かって走る風車や 遡り水車の体験を行った。
D)その他
1)広報活動の一環として、HPの活性化を図っている。今後、関係資料(PDF)の掲  載を推進する。
2)当会広報用パンフレットの更新を行い、今年度の実施状況を掲載する。
3)当会の1年間の活動をまとめたニュースレターを作成し、賛助会員に配布した。

[トップへ戻る]

あいおいニッセイ同和損害保険(株)様から多大な御寄付をいただきました  (8B2)

あいおいニッセイ同和損害保険(株)様から多大な御寄付をいただきました。  同社では、地域社会貢献への取組みの一環として環境保護活動の支援事業を行っており、このほど、当NPOに対し、多大な御寄附(305,880円)をいただきました。同社からは、これまでも長年ご寄付を戴いており、事業推進に活用させていただいております。より継続的・発展的に事業を進める上で、経済的な支援を戴けることは、私たちにとって大きな励みになっております。  今後とも、当NPOの所期の目標達成に向けて邁進して参りたいと思います。有り難うございました。

[トップへ戻る]

H29年度福島県「再エネ先駆けの地」理解促進事業完了  (8A2)

H29年度福島県「再エネ先駆けの地」理解促進事業完了届が受理されました。
H30年度も同様の助成事業の応募募集がはじまりましたので、今年度も応募することを決め、申請資料を作成中です。

福島環境カウンセラー協会研修会に参加しました  (8B3)

福島環境カウンセラー協会主催の研修会が、3月31日(土)郡山市中央公民館で開催され、当会から橋本理事長、中西副理事長が参加しました。先ず、同協会の相楽昌男氏から4分野(工場等、輸送、住宅・建築物、機械器具)の省エネについて説明がありました。特に、住宅・建築物の断熱に対する具体的な実験結果に基づく対応策の提案や今後の方向としての「ゼロエネルギーハウス(ZEH)」の考え方等は、参考になりました。
  続いて、「SDGsとは何か?その意味や意義」と題して、新山敦司氏(同協会事務局長)から、国連サミットで取り組まれている「持続可能な開発目標SDGs(=Sustainable Development Goals)」が掲げている貧困や飢餓の撲滅、温暖化対策など17分野で世界が解決すべき目標とそれらについてその背景・特徴について説明がありました。特に印象的だったのは、「SDGsが大切にしている3つのこと」として、①誰一人取り残さない(包括性)、②すべての国とすべての人による行動の必要性(普遍性)、③それぞれの目標は不可分で総合的に取り組む必要がある(不可分性)、について具体的な説明をいただきました。

[トップへ戻る]

H30年度第1回理事会を開催しました  (8B4)

4月26日(木)、福島高専建設環境工学科会議室において開催しました。今回から監事も出席するようになり、幹事6名・監事2名の計8名が出席しました。 先ず、平成29年度活動報告及び決算報告があり、原案どおり承認されました。続いて平成30年度事業計画(案)及び予算(案)について説明があり、活発な議論を行いました。 本研究会の環境教育支援に使用する資料、教材、分析器具を改良するため、毎月1回程度の勉強会を実施することになりました。今年度、講演会を開催する方針で具体的な内容を検討することになりました。尚、開催に当たっては他の団体との共催として進めることになりました。  今後、本HP(ホームページ)は、大容量のPDF資料も掲示できることから、調査報告書 なども掲示することになりました。

[トップへ戻る]

H30年度通常総会の開催、いわき市からの助成承認されました  (8B5)

5月15日(火)、福島高専建専攻科棟において開催しました。9名が出席しました。 基本的には先日の理事会で議論された議案が提案され、原案どおり承認されました。
主な活動計画(1)地域環境についての調査研究及び政策提言事業として、水環境マップ作成のため、神白川の追加調査
(2)地域環境についての教育事業として、いわき自然エネルギー研究会は地域の設備維持管理組織との連携を進める、小学校・高校での学習支援を進める
(3)地域環境を改善するための諸活動事業として、下小川地区、赤沼地区での農村水環境学支援、子どもアイネットフェア、パルシステム福島「環境展示会」への参加、福島県環境創造センター「ふくしま環境フォーラム」への参加を決めました。
(4) 講演会開催を決めました。講師として飯田哲也(いいだてつなり)氏に依頼することになりました。(飯田氏より内諾がありました)。開催に当たっては他の団体との共催として進めることになりました。

平成30年度事業計画を実施するため、いわき市が進める「環境まちづくり担い手育成支援事業」及び福島県が推進する「再エネ先駆けの地」理解促進事業への申請を行うことを決めました。5月18日にヒアリングがあったいわき市の助成金申請が承認され、45万円の助成が決まりました。 既に助成が決定しているパルシステム連合会からの助成金(70万円)に加算されました。これにより、上記の小学校などへの水環境学習支援活動が資金面でもやりやすくなりました。
いわき市内の小学校・高校での水環境学習支援活動については、既に3校より支援依頼がありました。夏井小学校は6月21日と29日、好間4小は6月22日、27日、7月6日の5回の支援が決まりました。いわき海星高校についても近日中に支援内容と日程を協議することになっています。

[トップへ戻る]
福島県「再エネ先駆けの地」助成金申請が承認されました  (8B6)

5月23日、福島県「再エネ先駆けの地」助成金申請が承認されました。補助金は25.1万円です。
補助金を有効に活用して、今年度の事業計画を着実に推進したいと考えています。

三和小学校の川の学習支援実施  (8B7)

三和公民館の「学校・家庭・地域パートナーシップ推進事業」と三和小の「三和ふるさと教育」の連携事業の一環として取り組まれ、三和小6年生を対象に実施され、夏井川流域と共に、当NPOも学習支援に当たりました。全部で3回実施されました。
〇第1回目5月29日 好間川水源地(雨降山)の視察。
〇第2回目6月5日 ~ 好間川での「フィールド学習」、学校前の好間川に入り、生き物調査や笹舟競争等に取り組み、後半は、学校に戻り好間川の水質調べ(上流、中流、下流の3地点)にも挑戦し、好間川の水環境を肌で体験する講座内容となりました。
〇第3回目~ 「好間川を河口まで辿る」授業。学校からバスに乗車し、好間川と夏井川の合流点や夏井川が海に注ぐまでを観察、河口では、地元の方々のご協力で、投網実演やウナギの捕獲、カニ釣りに挑戦しました。 一連の支援講座で、子供たちは、地元を流れる好間川・夏井川についての理解を深めてもらう良いキッカケになればと期待しているところです。

[トップへ戻る]
夏井小学校水環境学習支援
(8B8) 夏井小での支援講座は、従来から夏井川流域NWが支援に当たってきており、当NPOとしては、昨年度のいわき市からの受託事業の一環として、支援講座に参加していく予定です。
夏井小学校では5年生(22名)を対象に取り組みます。
第1回目の支援講座が、6月21日に実施されました。講座では、①夏井川流域について流域模型等を使いながら川とのつながりについて説明しました。 ②次回の野外学習に備えての事前学習、③生活排水(牛乳のと汁)による汚れを調べる実験に取り組みました。


[トップへ戻る]
 

諏訪神社の水車水源の沢水導水設備を更新  (8A3)

諏訪神社自然エネルギー施設の一つである「水車」の水源としての沢水を効果的に導水できるよう設備(取水ダム、導水パイプ)を更新しました。これで、ここ数か月途切れ勝ちであった水流が確保され、水車が常時回転する姿を見ることができるようになりました。諏訪神社前の小川江筋は近隣住民の散歩道にもなっており、水車が回っていないのは寂しいとの声もありました。


  [トップへ戻る]

好間第4小学校水環境学習支援(1回目) (8B9)

6月22日(金)、今年度は3・4年生が対象で、生徒数8名(複式学級)でした。橋本先生から「好間川はどのような川か」についてパワーポイントにより説明しました。
流域については子供達には難しそうでしたが、用意した夏井川流域のジオラマ(流域模型)に雨に見立てたビーズを降らせることによって、ビーズの流れる方向、範囲により流域の概念を理解させました。
生活排水では1日に使う水の量は一人当たりについて聞いたところ、大半の子供は2~3Lと答えました。  教室での授業後、学校近くの好間川での水辺観察・評価をしました。途中、釣り人が釣り上げた30㎝もあるヤマメを見て、大喜びでした。好間川の水辺の評価を終えてから、川に入って水温16℃を体感しました。更に流速を測定する方法についても学びました。


好間第4小学校水環境学習支援(2回目)  (8B10)

学校近くの好間川で水生生物の調査を行いました。安全のため、子ども達はライフジャケットを着用しました。川に入り、支援者の指導を得ながら元気に水生生物を採取しました。水生生物を種類毎にバットに分類(殆どが昆虫)し、支援者から説明を受けました。その後学校に戻り、水質分析を行いました。


[トップへ戻る

あああ [トップへ戻る]

inserted by FC2 system