2019年1~7月のいわき環境研究室の活動紹介 

2019年1月~6月のいわき環境研究室の活動リスト
 いわき自然エネルギー研究会関係 
   9A1
   9A2
NPO法人いわき環境研究室関係 
 2019年1月10日 水環境学習支援事業報告書をいわき市に提出  9B1
2019年1月29日 平成29年度・第3回理事会開催 9B2
2019年3月5日 H30年度福島県「再エネ先駆けの地」理解促進事業完了 9B3
2019年3月2日 研究活動懇談会「福島県の放射能は今―淡水魚から考える」に出席 9B4
2019年5月3日  令和元年度の環境教育支援活動の助成金申請の打ち合わせを予定 9B5
 2019年5月23日 今年度の助成金申請がすべて採択となりました。 9B6
 2019年6月18日 令和元年度第1回理事会及び通常総会を開催 9B7
 2019年6月21日 本年度第一回目「水環境」に関する支援講座開催 9B8
 2019年6月22日 平第四小での自然エネルギー学習支援(1回目)実施 9B9
2019年6月28日  夏井小の2回目水環境学習支援講座開催 9B10
2019年7月~8月のいわき環境研究室の活動リスト
 いわき自然エネルギー研究会関係 
 8A3
 
NPO法人いわき環境研究室関係 
    8B5
    8B6
     8B7
   8B8

水環境学習支援事業報告書をいわき市に提出 (9B1)

いわき市の「H30年度まちづくり担い手育成支援事業」の助成を受けて実施していた「いわき市内小学校・高校での水環境学習支援事業報告書」を提出しました。
今年度は「源流から河口まで、川を知って楽しもう」のテーマで夏井川系の源流探索から、中流での水生生物調査、河口でのウナギつかみ、カニ釣り、船遊びまで楽しみ、また各場所での水質調査を行いました。それらを通して、川の変化を知ることが出来たようです。普段は川は危ないと近づかない子ども達が川の持つ豊かさに気づき、川遊びの楽しさを感じたようでした。
 本研究室のメンバーが中心となり、他の環境ボランティア団体の協力を得て、3校(好間4小、夏井小、いわき海星高校)に対し、計9回の支援を実施しました。実施状況尾及びアンケート結果及び支援者の意見、抱負などを取り纏めたもので、A4版81ページの報告書です。報告書にはそれらの資料及び講義に使用した資料や参考とした資料も含めたDVDを添付しました。
今後、本報告書+DVDを関係する小中高やいわき市中央図書館などに配布し、参考にしてもらう予定です。
DVDは希望者に配布できます。(橋本理事長までご連絡下さい。khashi0823@hotmail.co.jp)
報告書の表紙、まえがき、目次、学習支援校の位置図、DVDラベルは下記の通りです。

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平成30年度第3回理事会開催  (9B2)

今年度3回目となる理事会を1月29日(火)、平の松本楼にて開催しました。
(理事会後、当研究室の有志を交え新年会を開催しました)     
橋本理事長より、各事業項目毎に実施状況を説明しました。
自然エネの利活用に関する事業としては、
1)教育支援及び展示会、製作関係
平4小といわき海星高校での自然エネルギー講座、ふくしま環境教育フォーラム、夏休み自由研究教室、PAL展示会、いわきアイネット、田人ほっこり祭での教材の展示や製作を計画通り実施できた。
2)設備関係
諏訪神社境関係では「平窪自然塾」に、湯の岳山荘関係では「いわきの森に親しむ会」に移行が進んでいる。  田人関係では、今年度「田人ほっこり祭」に参加したことより、絆が出来そう。
いわき市から受託した「いわき市内小学校・高校での水環境学習支援事業」を計画通り実施出来、報告書を提出し、受理されたなどの報告を行った。
また、新たにメンバーが2名加入したこともあり、次年度も活動内容の更なる質の向上を目指すことなどを議論した。

H30年度福島県「再エネ先駆けの地」理解促進事業完了 (9B3)

3月5日、H30年度福島県「再エネ先駆けの地」理解促進事業完了届が無事受理されました。 本助成金を活用し、いわき自然エネルギー研究会の事業が推進できました。 H31年度も募集があれば、応募したいと考えています。


研究活動懇談会「福島県の放射能は今―淡水魚から考える」に出席 (9B4)

3月2日(土)研究活動懇談会「福島県の放射能は今―淡水魚から考える」に出席するために、郡山のビックアイへ行きました。本会からの出席者は橋本、和田隆、平川の3人でした。出席者は60名で、当初小会議したが準備されていましたが、収容できずに大会議室に急遽変更するほど、関心が高いテーマであることが伺えました。  淡水魚は、東日本大震災から8年経過した現在でも、アユ、コイ、ヤマメ、イワナ、ウナギ等出荷規制している魚が多いようです。生息環境に汚染が残り、セシウム排出が少ないのが原因となっています。 このような中で、2016年4月に沼沢湖のヒメマスが解禁になったのは明るい話題でした。ほかにも檜原湖のワカサギも解禁されており、遊漁収入は5千8百万円で震災前の水準を超えました。養殖魚には出荷規制がかかっていません。  郡山市では「鯉に恋するプロジェクト」を推進し、鯉の生産量を増大するとともに、平成27年まで3店舗しかなかった市内鯉料理提供店舗数を、平成30年度91店舗にまで増やすなど成果をあげています。

令和元年度の環境教育支援活動の助成金申請の打ち合わせを予定 (9B5)

パルシステム連合会の「地域づくり基金」の助成を戴けることになりました。 予てから、「市民連携による再生可能エネルギー学習施設の拠点づくり」(申請主体:NPO法人いわき環境研究室)として助成申請をしておりましたが、去る1月25日付で、助成を頂けるとの連絡をいただきました(70万円)。  平成31年度は、湯ノ岳山荘設備の一層の充実を図ると共に、他の拠点も含め、長期的に運用できるよう基盤の整備を計っていきたいと思います。
更に、水環境及び自然エネルギーに係る学校教育支援及び一般市民対象とした事業推進に必要な資金を得るため、昨年度に引き続き、福島県といわき市からの助成金を活用させていただきたいと考えています。そのため、連休中に具体的申請内容を協議することにしました。
連休明けには福島県及びいわき市に申請書を送付予定です。


今年度の助成金申請がすべて採択となりました。 (9B6)

 福島県エネルギー課より、「再エネ先駆けの地」理解促進事業の助成金が採択となりました。(33.9万円)
また、いわき市環境企画課から環境まちづくり担い手育成支援事業が採択となりました。(50.4万円)
更に、いわき信用組合から、当研究室にたいし、寄付金10万円が振り込まれました。
以上で、パルシステム連合会からの助成金を含め、今年度予定の助成金・寄付金は出そろったことになります。
各助成及び寄付団体からのご期待に応えられるよう、より一層の事業の充実に向けて各事業を推進して参ります。

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令和元年度第1回理事会及び通常総会を開催 (9B7)

6月18日(火)、福島高専専攻科多目的教室において開催しました。(8名出席) 平成30年度活動報告及び決算報告があり、原案どおり承認されました。続いて令和元年度事業計画(案)及び予算(案)について説明があり、活発な議論を行いました。 この1年、本研究会の環境教育支援に使用する資料、教材、分析器具を改良するため、毎月1回程度の勉強会を実施たことで、支援活動の改善が図られたことより、引き続き実施することになりました。今年度も環境改善に係る講演会を開催する方針を決め、具体的な内容を検討することになりました。 令和元年度の収入の多くを占める助成金及び寄付金が既に確定されたことで、活動推進が容易になりました。そのため、令和2年度の収入を確実にするため、今年9月~10月に募集される助成金の申請、獲得を目指すことになりました。
 引き続き、同場所で、総会を実施しました。出席者は9名でした。 基本的には理事会で議論された議案が提案され、原案どおり承認されました。 主な活動計画は下記の通りです。
(1)地域環境についての調査研究及び政策提言事業として、当会独自の調査活動を実施することを決めました。今年度も9月14日(土)に、30人乗りバスをチャーターし、南相馬地区を対象にした自然エネルギー先進地視察を実施することにしました。
尚、近日中に参加者を募集します。
(2)地域環境についての教育事業として、いわき自然エネルギー研究会は各地域の設備維持管理組織との連携を進め、併せて、小学校・高校での学習支援を進める。今年度は新たに、田人小学校を支援することにしました。
(3)地域環境を改善するための諸活動事業として、昨年に引き続き、下小川地区、赤沼地区での農村水環境学支援、子どもアイネットフェア、パルシステム福島「環境展示会」への参加、福島県環境創造センター「ふくしま環境フォーラム」への参加を決めました。
(4) 昨年に引き続き、自然環境に係る講演会の開催を決めました。テーマ、講師については、他団体との共催などを含め検討します。具体的には、プラスティックによる環境汚染などが話題になりました。


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本年度第一回目「水環境」に関する支援講座開催
(9B8)

6月21日(金)10:20~12:00、夏井小学校5年生(19名)を対象に本年度第一回目となる「水環境」に関する支援講座(夏井川流域の会主体)が、開催され、当NPOは、実験等の支援に当たりました。  先ず、パワーポイントを使った講義や流域模型を使い、参加児童が夏井川流域の中のどのような位置で生活しているか、また「水と毎日の生活との係わり」について考えてもらいました。講義の後は、学校近くを流れる「愛谷江筋」の水質分析(COD、透視度、導電率、におい)やみそ汁が混入した場合の水質の悪化についても実験的に確かめました。


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平第四小での自然エネルギー学習支援(1回目)実施
(9B9)

6月22日、平4小6年生3クラス、72名を対象に自然エネルギー支援講座を開催しました。 最初に、福島高専山本敏和先生より、「再生エネルギーについて考えよう!」の講義を行いました。
概要はエネルギー問題のお話、再生エネルギーのお話でした。50年位昔は、電気やガスを使う洗濯機、扇風機、エアコン、コンロ、自動車などを使わないで生活のため、エネルギーをあまり使わなかった。しかし、最近は生活が便利になり、大量のエネルギーを消費している。電気は化石燃料や原子力で作ってきたが資源に限りがある。一方、再生エネルギーは無尽蔵にあり、地球温暖化の原因となる炭酸ガスの排出が少ないなどを学びました。 その後、エネルギーに関する機器や教材(太陽電池、風力発電、水力発電、電磁誘導と手回し発電、ペルチェ素子による発電)による体験をしました。昨年に比べ、支援者が教材や説明方法を工夫し、分かりやすい内容になっていました。特に、今回初めて登場したレゴを組立て、光や風で動くおもちゃを作るコーナーでは子ども達が夢中で取り組んでいました。体験講座後、再び全員が一堂に集まり、今回の講座に対するアンケート用紙に記入してもらいました。最後にクラス毎に児童から講座に対する感想を述べてもらいました。

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夏井小の2回目水環境学習支援講座開催
(9B10)
◇6月28日(金)、夏井小で今年度2回目となる水環境学習支援講座(5年生19名)が持たれました。バスをチャーターし、新川最上流部の水源から夏井川河口までを探索しました。
8:30に学校を出発し、先ずは、①夏井川の支川の一つである新川最上流部の水源を観察しました。崖の側面から少しずつ湧き出てくる清冽な水に手を触れて感触を楽しんでいました。次いで、新川沿いを下り、②白水阿弥陀堂前の新川へ。川の中に入り、トンボのヤゴ、カゲロウ、カワニナ、ナベブタムシ等、予想していたより多くの生き物が生息していることに驚いていました。さらに、③アリオス横の新川堤防沿いで、水質調査(水源、白水阿弥陀堂、アリオス前、河口部の水)に挑戦後、川面を見ながら皆で楽しく昼食タイム。さらにバスで夏井川河口まで移動し、河口左岸から見える眺望を楽しみました。最後に、④右岸河口親水公園で、地元の方による投網の様子やカニ釣りを体験し、14:00には帰校しました。

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