2019年7~9月のいわき環境研究室の活動紹介 

2019年7月~9月のいわき環境研究室の活動リスト
 いわき自然エネルギー研究会関係 
2019年7月21日 小学生を対象とした夏休み自由研究支援講座を開催 9C1
2019年8月10日 ふくしま環境教育フォーラム2019に出席9C2
2019年9月7日 平四小にて2回目の自然エネルギー講座を実施 9C3
2019年9月8日 パルシステム福島の商品展示会に水と空気の力をテーマにした教材を展示 9C4
2019年9月14日 自然エネルギー先進地視察(南相馬市ソーラービレッジなど) 9C5
NPO法人いわき環境研究室関係 
 2019年7月3日 好間四小の1回目の水環境学習支援を実施  9D1
2019年7月17日 好間四小の2回目(源流~河口)の水環境学習支援を実施 9D2
2019年7月20日 小川町関場地区農地・水環境保全事業実施 9D3
2019年8月4日 赤沼地区農地・水環境観察講座を開催 9D4
2019年8月29日  好間四小支援第として3回目となる「好間川の学習」支援講座実施 9D5
2019年9月12&13日  中央台南中1年生対象に水環境教育支援の実施 9D6
 2019年9月10日 第1回いわき海星高校環境教育支援講座の実施 9D7
好間四小の1回目の水環境学習支援を実施 (9D1)

◇7月3日(水)、好間四小の3~6年生19名を対象に、1回目の水環境学習支援を実施しました。 学校内で支援者の紹介、水生生物調査に掛かる要点と注意事項説明後、近くの好間川に向かいました。安全のため、児童全員にライフジャケットを着用し、調査地点下流側に監視員を配置しました。水生生物調査では16種類の水生昆虫が採取できました。川辺で採取した水生昆虫を子ども達が標本を参考に分類しました。指導員から各水生生物の特徴などの説明を受けた後、採取した水生生物を元に帰しました。学校に戻り、好間川の水源、学校前、下流の3地点の水を3班に分かれ、水質分析(COD、導電率、透視度、におい)を行いました。その結果をレーダーにまとめ、各地点による水質変化を学びました。その後、指導員の橋本先生、平川さん、江尻さんからスライドを使って、好間川のこと、水質、水生生物及び外来種などについて説明を受けました。
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好間四小の2回目(源流~河口観察ツアー)の水環境学習支援を実施 (9D2)

◇7月17日、好間四小の3~6年生19名を対象に第2回目の支援を行いました。水源~河口までをバスで辿りました。学校を出発する時点では、雨模様でしたが、何とか実施できそうでしたので、予定通り好間川水源の雨降山に向かいました。生憎、雨の降り方が少し強くなってきたため、全員、雨合羽を着用。30分ほど登ったところで、水源林の様子を見たり、渓流には、サワガニやカワゲラ等が生息しているのを観察しました。三和町での降雨も、三和のトンネルを抜けると、嘘のようにあがり、バスは、一路、好間川沿いに下り、夏井川合流点の様子を観察しました。更に夏井川沿いに下り、河口近くの左岸堤防から流れの様子を観察。太平洋を眺めながらの昼食は格別だった様です。右岸河口親水空間では、投網の実演、カニ釣りを楽しみ、帰路につきました。
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小学生を対象とした夏休み自由研究支援講座を開催 (9C1)
 例年、小学生を対象とした夏休み理科自由研究支援講座を行っています。昨年からは生活協同組合パルシステム福島との共催で、いわき市常磐のパルシステム福島「みんなの交流館」で実施しています。今年は7月21日(日)の開催で、小学生32名(保護者も含め58名)が参加しました。スタッフとして、当NPOから5名、パルシステム福島環境委員会から2名の計7名が対応しました。 今年から、「身のまわりの科学はおもしろい!」をシリーズ化し、1回目として『熱』をテーマに工作や実験を通して熱の面白さ、不思議を体感できる講座を行いました。 始めに、各人が10℃~40℃程度を計測できる(水+空気)の棒状温度計を作りました。低学年には難しい原理でしたが、室温を計るなど家で活用できたことと思います。 続いて、6グループに分かれて「お湯を冷まそう」の競争をしました。それぞれ50℃、500mlの湯を2本用意し、10℃までどれだけ早く冷やすことができるかの実験です。初対面で学年も違うため、はじめはぎこちなかった小学生たちですが、氷や塩、うちわ、袋以外の器具については、キッチンスタジオに備え付けのどれでも使用できるというルールにヒートアップ。次第に打ち解けて方法を相談し、夢中で取り組んでいました。結果は10分以内に3グループが達成することができました。その方法を発表してもらうとともに、早く冷やすための条件について説明を行いました。  その他、水の色の違いで太陽による発熱の違いはあるのか?使い捨てカイロや冷却材の原理と簡単な例(炭酸ナトリウム+水、尿素+水)の体験なども行いました。当日はあいにくの天気で実演はできませんでしたが、ソーラークッカーの展示もしました。  最後に、全般的な夏休み理科自由研究の進め方についての説明をして講座を締めくくりました。
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小川町関場地区農地・水環境保全事業実施 (9D3)

 2019年(令和元年)7月20日(土)9:00~12:00の予定で、関場集会所を拠点に水環境調査を実施しました。参加児童17名の他、役員・保護者10数名、当NPOから5名が支援にあたった。空模様が心配されたが、開講式の後、関場地区を流れる農業用水路及び小川公民館前の夏井川本川にて、水生生物調査を実施した。農業用水路では、水路底面に溜まった土砂が少ないこともあり、採取された生き物は、例年に比べかなり少なかった。一方、小川公民館前の夏井川本川左岸での調査では、カゲロウ、トビケラ、カワゲラ等13種の水生生物を採取できた。採取後、集会所に戻り、3班に分かれて、3箇所(①加路川、②農業用水路、③夏井川本川(鎌田))の水質を調べた。その結果を「レーダーチャートに表示し水質の違いについて考えた。水質調査後、「表面張力」の実験及び「外来種」・「主な水生生物」について説明した。参加者の中には、これまでも参加したことのある児童がおり、実験等スムーズに進めることができました。下に採取できた水生生物の種類と水質検査結果を示しました。



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赤沼地区農地・水環境観察講座を開催 (9D4)

 8月4日(日)に赤沼構造改善支援センターへ出掛けて、赤沼地区農地・水環境観察講座を支援しました。
参加した子供は9名でした。そのうちリピーターは4名もいました。赤沼環境保全会会長さんのあいさつの後で、スタッフ5人の自己紹介があり開会しました。
最初に、会場前の農業用水路で生物調査を行いました。子どもたちは一人ずつタモ網を持ち、喜んで魚を追いかけていました。小さなタモロコがたくさん捕れました。他にボラ、ヨシノボリ、フナ、コイがいました。今回新顔の魚ですが、オオクチバスが3尾捕れました。魚以外ではアメリカザリガニ、トノサマガエル、モクズガニ、アメンボ、タニシがいました。
 その後和室に戻り、3班に分かれて、新川上流、三夜川、用水路のCOD、導電率、透視度、においの4項目で水質分析をしました。最後に魚、水生生物、水質分析結果について説明しました。  アンケート結果からも、多くの生物と出会えて、参加者は喜んでいたことを知りました。

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ふくしま環境教育フォーラム2019に出席 (9C2)

 8月10日(土)に「ふくしま環境教育フォーラム2019」に出席しました。会場である三春の環境創造センターには9時に到着しました。スタッフは5名でした。割り当てられたブーツには、各団体とも同じ広さで机1脚、椅子2脚、ポスターを貼るボードが1枚用意されていました。まずボードにポスター3枚を貼った後、机の上に今回の主な展示品であるヘロンの噴水を設置しました。その後浮沈子を15個置きました。中に入れる金魚の部分は、容器に並べ、希望者には自分で水を入れて、作るようにしました。  準備を終えて直ぐに、ワークショップ会場に移動しました。私たちは自然エネルギー部門のファシリテーターを担当しました。集まった高校生は、自然エネルギーに関係に優れた研究をしていた会津学鳳、ふたば未来、磐城農から各2名、計6名でした。1時間では議論する時間が足りなかったため、情報交換が主体となりました。  展示ブーツへ戻ると、お客さんがたくさんいて、スタッフが忙しそうに対応していました。浮沈子を自分で作って、喜んで持ち帰る子供がたくさんいました。ブーツで対応した来場者が90名で、過去3回中最も多かったので成功といえるファーラムでした。
下記の写真の中で、かわいい子ども達のアップ写真も掲載しました。(ご了解を頂いています)
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平四小にて2回目の自然エネルギー講座を実施 (9C3)
  9月7日、平第4小学校での第2回目自然エネルギー学習支援を実施しました。 前年同様、「自然界にある空気・水の力を体験的に学ぼう」を主なテーとし、諏訪神社境内と学内の2箇所で学習しました。6年生73名(3クラス)の児童全員が全てのコーナーを体験できるよう配慮したこともあり、福島高専の先生と学生の協力を得て、総勢12名の支援体制で臨みました。尚、今年は土曜学習のため、昨年よりも時間が短くなったため、忙しい学習となりました。 当日は、良く晴れ、風も少し吹き、太陽光、風力発電も稼働し、自然エネルギー学習にはよい天気でした。 ◇諏訪神社境内での学習(①学習用自然エネルギー設備(水車・風力・太陽光発電設備)の説明、②足漕ぎ自転車による発電・各種自然エネルギーグッズ)の体験、③火おこし体験④ソーラークッカー) ◇学内での学習(①吸盤フック体験 ②サイフォン、ヘロンの噴水、不思議なコップの体験 ③浮沈子の製作と真空体験) 体験学習後、学内での各教材に対する理論面の説明を行いました。 最後に児童からは、様々な角度から空気・水の力を体験できたことに感謝の言葉がありました。
右上写真は、真空容器に入れてある浮沈子やゴム風船が圧力の上下により変化する様子を熱心に観察している状況です。

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パルシステム福島の商品展示会に水と空気の力をテーマにした教材を展示 (9C4)
 
 9月8日(日)に郡山のビッグパレットで開催された生活協同組合パルシステム福島の商品展示会に、いわき環境研究室として出展しました。 3回目の出展となる今回は、水と空気の力をテーマにした「浮沈子」、「反力推進船」、2000年も昔に発明された動力を使わずに噴水を楽しめる「ヘロンの噴水」、「不思議なコップ」などの実演や工作を準備し、会員6名が対応しました。 会場は1500名ほどの来場者で賑わい、当会のブースにも大勢の親子連れが訪れて科学に親しむ時間を過ごしていました。 8月に行われた「ふくしま環境教育フォーラム2019」に初めて展示した「ヘロンの噴水」は今回も目を引き、1メートルほどの装置から水が噴出す度に歓声が起きていました。 昨年に引き続きの「浮沈子」は、容器の中で魚の形をした錘が浮き沈みする様子に興味深々で子ども達に不動の人気があり、用意した200個近くは終了時間前に品切れとなりました。 また、サイフォンの原理を応用したマジック「不思議なコップ」の工作も順番待ち、反力推進船は実演だけでしたが、製作したいとの希望も多数ありました。 生活協同組合パルシステム福島は当会の特別会であり、当会がすすめる自然エネルギー教育分野で助成を受けているパルシステム連合会の会員生協でもあります。
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好間四小支援第として3回目となる「好間川の学習」支援講座実施 (9D5)
 
 8月29日(木)、本年度第3回目となる「好間川の学習」支援講座は、1~6年生までの全校生32名が参加し、9時~11時過ぎまで、学校近くを流れる好間川にて実施されました。今回は、第一回目の水生生物調査を実施した場所より、50mほど下流の流れが緩やかな「瀞(とろ)」と呼ばれている場所で実施されました。3年生以下の児童は、安全性を考慮し、ライフジャケットを着用。上級生~下級生の混合チームで5班に分かれて、川流れ体験や生き物調査、笹船競争等をして楽しみながら川に親しんでいました。特に、大きなサワガニの産卵する様子が見られ、既に稚ガニの状態になっていたのを見て、皆、驚いていました。朝方、やや肌寒い状態でしたが、時間を増す毎に太陽も照り注ぎ、予定の時間を延長して川に親しんでいました。

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中央台南中1年生対象に水環境教育支援の実施 (9D6)
 
 9月12日と13日、中央台南中1年生17名を対象とした水環境教育支援を旧白水小裏側の新川にて行いました。2日間同じ内容の支援を行いました。 9時前に1年生17名が集まり、ジャンボタクシー2台に分乗して、旧白水小裏側の新川へ移動しました。9時半に予定通り到着して、橋本理事長のあいさつの後、スタッフ4名が自己紹介をしました。生徒は4班に分かれて、全員タモ網かバケツを持って、新川上流の生物採集に取り掛かりました。上流へ、上流へと向かうため心配なので、最先端まで付いて行きました。水底の所々に粘土が露出して、それを手に取って興味深く観察している生徒がいました。大きなモクズガニを捕った女の子もいました。魚でたくさん捕れたのはアブラハヤで、他にはドジョウが1尾捕れました。ズボンを濡らしながら、1時間近く生物採集をした結果、水生生物をたくさん採集しました。川の中で生物を分類し査定しました。  近くの川平集会所の和室で、新川の上流から下流まで4定点の水質分析をしました。CODを初めて分析する生徒が殆どであったので、懇切丁寧にパックテストのやり方を教えました。定点ごとにCOD、導電率、におい、透視度の4項目について測定しました。  学校に戻って、水質分析結果を、調査定点ごとにダイヤグラムに表すと、きれいな水では面積が大きく、汚い所では面積が小さいなり、理想的な図ができました。  実習を終えてから、パワーポイントで座学を始めました。まず新川の水質と流域について説明しました。次に夏井川に生息する魚など大型生物について説明した後で、ヘビトンボなどの水生生物の生態について、ホロスコープを使って解説しました。  水のきれいな新川上流で、生物調査ができて、生徒の皆さんは喜んでいました。
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自然エネルギー先進地視察(南相馬市ソーラービレッジなど) (9C5)

 9月14日に自然エネルギー施設見学のために、南相馬市へ行ってきました。お昼のほんの一時雨が降っただけで、ほぼ一日中曇り空でした。この時期としては暑くも寒くもなく、絶好の見学日和に恵まれました。参加者は24名で、大型バスを利用してので、ゆったりと座席を利用できました。  まず南相馬ソーラービレッジを見学しました。最初に事務室で会社概要と地域社会への貢献について説明を受けました。次に現地を見学して、地主である農業者より話を聞くことができました。ここではソーラー発電所の屋根の部分で発電を行い、地面ではカボチャを育てて、太陽の光をシェアする営農型太陽光発電を行っていました。平成15年9月30日より発電を開始して、6年目に入るが、順調に営業しているようでした。  お昼ご飯は、道の駅南相馬で摂りました。レストランは混んでいて、時間がかかりそうなので、売店で弁当やおにぎり、パンを個購入する人が多かったようです。  午後から南相馬ソーラーアグリパークを見学しました。ここでは自然エネルギー生産を生産することによって、福島の復興を担う人材を育てることを目的としていました。可動型太陽光発電や人の力と水の力による発電量を比較する水力発電模型を体験しました。  体験の後は講義室に入り、これまでの環境教育の実績について説明を受けました。  施設見学を終えてから、相馬方面に海岸道路を北上して、メガソーラー発電所と水力発電機を見学しました。帰りには相馬インターより常磐高速道に入り、福島高専には5時に到着しました。

第1回いわき海星高校環境教育支援講座の実施 (9D7)
 
 9月10日に第1回いわき海星高校環境教育支援講座を行いました。受講対象生徒は海洋科2年生13名でした。前年度に引き続き、神白川流域の本川3定点(神白川上流、中流、下流各1定点)と支川2定点(梅田川上流、下流各1点)の計5定点で河川の景観状況について、水しるべの基準に沿って、現地観察しました。
また、各地点の水生生物調査や流速測定、水質検査用の採水を行いました。
学校に戻り、定点ごとにCOD、導電率、透視度、においの4項目について水質分析をしました。  台風15号が前の日に通過した割には、水の汚れがあまりなく、川の流れも緩やかした。
 

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