2020年7~9月のいわき環境研究室の活動紹介 

2020年7月~9月のいわき環境研究室の活動リスト
 いわき自然エネルギー研究会関係 
2020年9月5日 平第四小での自然エネルギー学習支援(1回目)実施 0C1
2020年9月19日 平第四小での自然エネルギー学習支援(2回目)実施 0C2
2020年 * 0C3
NPO法人いわき環境研究室関係 
 2020年7月7日 好間四小の1回目の水環境学習支援を実施  0D1
 2020年7月 令和2年度 第1回理事会・通常総会の報告  0D2
2020年7月17日 好間四小の2回目(源流~河口)の水環境学習支援を実施 0D3
2020年8月1日 小川町関場地区農地・水環境保全事業の支援 0D4
2020年9月7日 好間四小支援講座(第3回目)を実施しました 0D5
2020年*月*日 * 0D6

好間四小の1回目の水環境学習支援を実施 (0D1)

 当初、7月2日(木)に実施予定でしたが、降雨のため延期し、7日(火)の実施となりました。前日まで少雨があり実施が懸念されましたが、当日の好間川の水は澄明で水嵩もそれほど高くなっていなかったため実施に踏み切りました。5班に分かれ、8時30分頃から予定の時間を大幅に超過しての水生生物調査となりました。私達支援者は7名で対応しました。サワガニ、ヘビトンボ、カワゲラ、ヒゲナガカワトビケラ、トンボのヤゴ等の他、多数のアブラハヤやスジエビ等も採取され、児童達自らも生物分類にも挑戦。支援者から、採取生物の説明を受けた後、川に戻してやりました。教室に戻ってからは、5,6年生対象に水質分析(4項目~COD、導電率、透視度、におい、3地点)に取り組み、結果をレーダーチャートにグラフ化し、水質の変
化の原因について考えました。また、夏井川で見られる「生き物、外来種」等についても説明を受け、活発な意見のやり取りが行われ、無事12時終了。参加児童の感想では、「好間川の水がきれいなことが分かって、これからも大切に守っていきたい」等の感想が聞かれました。)
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令和2年度 第1回理事会・通常総会の報告 (0D2)

◇今年度の総会は、新型コロナ禍の状況に鑑み、先ず、議案書案を事務局が作成し、書面により各理事から意見を戴き、修正後の議案書案及び昨年度実施した事業内容を紹介する「ニュースレター」も併せ、会員の皆様に送付させていただきました。議案書案に関しては、特にご意見等がありませんでしたので、6月23日(火)を以て確定致しました。今年度は、従来実施していた学校支援や農地・水環境保全団体対象の講座等の実施が困難と想定されますが、今後の推移を見て、実施可能な場合は、積極的に対応することとしました。また、昨年10月の洪水被害を踏まえ、「洪水・治水」に係る教材づくりにも取り組んでいくことも事業計画に取り組みました。

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好間四小の2回目(源流~河口観察ツアー)の水環境学習支援を実施 (0D3)

◇空模様が安定しない中、当初予定していた7月16日から一日延期して、17日(金)に実施しました。3~6年生19名、マスクを着用してバスにて目的地へ。第一目的地の好間川水源地になっている「雨降山」(標高771m、「テンキチョウヤマ」と読む)を約30分ほど登った所で、周囲の森林の様子や流れの様子を観察。渓流の生き物調査にも取り組み、渓流特有の生物種でもあるサワガニやトビケラ、サンショウウオ等を見つけました。バスは、好間川沿いに南下し、好間川が本川の夏井川に合流する様子を観察。さらにバスは、一路、河口を目指しました。河口左岸公園では、堤防の上から河口の様子や上流方向を見ると川幅一杯に流れている様子が観察できました。さらに、海岸の砂浜に移動し、楽しく弁当をいただきました。 その後、右岸河口公園にて、カニ釣りやボート乗りを楽しみ、若干、当初の時間をオーバーしましたが、無事、終了しました。参加者からは、それぞれ印象に残ったこと等、積極的な発言があり、私供支援に当たった6名一同、感激した次第です。
(掲示しました写真の内、源流から合流点までの写真は好間第四小学校HPのものを使用しました)

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小川町関場地区農地・水環境保全事業の支援 (0D4)
 コロナ禍の中、実施が危ぶまれておりましたが、関場地区の役員の方々の強い思いもあり、「3密」や熱中症対策にも配慮しながら、実施することになりました。当NPOからは、7名が支援に当たりました。先ず、地区内を流れる農業用水路での生き物調査では、多数のドジョウやタモロコ等を含め9種類の水生生物を採取できました。また、小川商工会館脇で夏井川本川に合流する下田川の親水護岸のある水辺でも水生生物調査に挑戦。16種類を採取できました。生物種を分類後は、そっと川に戻していました。予定の時間をオーバーしての生き物調査に笑顔がこぼれていました。  主会場の下小川集会所に戻り、用水路を含め4箇所(①夏井川(小川公民館前)、②農業用水路、③下田川、④夏井川(鎌田))の水の分析に取り組みました。透視度は、前日までの降雨の影響もあり、30~50cmと全体として濁りが見られました。分析は4項目(COD、透視度、導電率、におい)について調べ、結果をレーダーチャートに表し比較検討しました。最後に、全体のまとめをし、無事終了できました。

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好間四小支援講座(第3回目)を実施しました (0D5)
 今年度第3回目となる支援講座は、天候の関係で、延び延びになっていましたが、9月7日(月)、若干、天気模様に不安がありましたが、校長先生の判断で決行。結果的には、午前中、晴れ間も覗く好天に恵まれ、1~6年生29名全員が参加し、学校近くを流れる好間川で、生き物調査や笹船競争、川流れ体験等、思い思いに川遊びを満喫していました。川遊びの支援には、学校の先生方はじめ、私たち支援グループも加わり安全管理にも配慮しました。無事、終了できたことに安堵しています。参加児童にとって、良き故郷の思い出となって記憶に刻まれることを願っています。また、いわき市の教育委員会生涯学習課の方々も川遊びの実態を具に視察しておられ、今後の行政面での一層の支援に期待したいと思います。

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平第四小での自然エネルギー学習支援(1回目)実施 (0C1)

 9月5日(土)、コロナ禍のためもあり、今年度の平4小自然エネルギー学習支援は6年生2クラス、47名を対象に土曜日の8時半~11時に行いました。講義が2教室になったことで、福島高専山本敏和先生と学生2名より、「再生エネルギーについて考えよう!」の講義を行いました。 概要はエネルギー問題のお話、再生エネルギーのお話でした。学生達は児童との会話も含めながらの講義で児童も熱心に聞いていました。電気は化石燃料や原子力で作ってきたが資源に限りがある。一方、再生エネルギーは無尽蔵にあり、地球温暖化の原因となる炭酸ガスの排出が少ないなどを学びました。 その後、エネルギーに関する機器や教材(太陽光電池、風力発電、水力発電、手回し発電、ペルチェ素子による発電)による体験をしました。今年度は新たに福島高専学生による自然エネに係る多数のゲームが加わりました。支援者や福島高専教員、学生が教材や説明方法を工夫し、より分かりやすい内容になっていました。やはり、工夫された多くの教材による自然エネの実体験は子ども達には好評で、楽しく学んでもらえたと思っています。
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平第四小での自然エネルギー学習支援(2回目)実施 (0C2)

 9月19日、土曜学習として、平第4小学校で第2回目の自然エネルギー学習支援を実施しました。 前年同様、「自然界にある空気・水の力を体験的に学ぼう」を主なテーとしました。あいにく、降雨の予報があったため、自然エネ発電設備のある諏訪神社境内での活動は中止とし、学校内のみの活動となりました。教室内では吸盤フック、サイフォン、浮沈子及び圧電素子による振動の4コーナー、諏訪神社で実施予定の火起こし、足踏み発電の2コーナーは体育館前通路に移動し、合計6箇所で実施しました。6年生47名(2クラス)の児童を6グループに分け、全員が全てのコーナーを体験しました。その為、福島高専の先生と学生及び平窪自然塾の協力を得て、総勢18名による支援となりました。矢張り、実体験と工作は人気で、浮沈子や不思議なコップなどの手作りした作品などをお土産にしました。  同じ学習内容を6回連続で実施したため、児童、支援者共に、休憩なしの2時間半の活動でした。児童だけでなく校長先生、担任教員の皆さんも体験活動内容に満足のようでした。
(上記写真)吸盤フックでぶら下がれることに驚いていました。
 

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